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後期臨床研修医

飯塚  千佳

卒業大学:東京女子医科大学

直感的な「好き」を大事に

私は幼い頃に転倒し顔面を切る怪我をし形成外科の先生に縫合してもらいました。その経験がきっかけで形成外科を志し、初志貫徹して現在に至ります。

このホームページは診療科選択に悩む研修医の先生・学生さんがご覧になっていることと思いますので、私がどのように入局先を選んだのかしたためつつ、形成外科と当院の魅力についてご説明できればと思います。

 

私は入局先を選ぶ上で「①好きなこと・②できること・③続けられること」この3つのバランスが良いところを選ぼうと考えていました。

まず①好きなこと これは直感的なものになりますが、私は学生の時にマイクロサージャリーで血管が吻合される様子を見て、「私も絶対にこれをやりたい!」と強く思いました。研修医になると上級医の先生方に指導していただきながら医局においてある顕微鏡を使用し、血管吻合・神経縫合の練習を行うようになりました。現在でも練習はできる時に続けていますが、この頃に確立した鶏を使用した顕微鏡下手術の練習モデルについて学会発表をしています。何度顕微鏡の手術に入っても、楽しいと感じる場面があるので好きなことを仕事にできてよかったと思っています。

東京女子医科大学 形成外科 後期臨床研修医  飯塚  千佳

「傷」のスペシャリストを目指して

次に②できること どの診療科を選んだとしても一定のルーティンワークというものは存在します。形成外科は扱う疾患の幅が広く、手術で操作する範囲は全身、対象年齢の患者も赤ちゃんから高齢の方まで多岐に渡ります。また術式もクリエイティブなものが多く、他科と合同の長時間手術から、1人で行う局所麻酔の手術まで種類が多く存在します。これらに対応すること、毎日さまざまな傷と対峙することが形成外科のルーティンワークといえるでしょう。このルーティンワークをこなせる=形成外科の仕事をできるということだと捉えています。

私自身はまだまだこなせるところに至っていませんが、できるようになりたい気持ちが強かったため形成外科を選びました。少しずつできることを増やして数ある形成外科の分野の中から自分が得意と思える分野をつくることが今の目標です。

東京女子医科大学 形成外科 後期臨床研修医  飯塚  千佳

「好きなこと・できること・続けられること」のバランス◎

最後に③続けられること おそらく体力的な面で外科系を選択することを躊躇する方もいると思います。私も以前はそう思ってました。当科では事前に申請すれば希望日に休みを取得することが可能です。また夏休みは2回、年末年始休みは交代制に取得できます。平日は忙しい日々ではありますが、休みの日には1泊2日の温泉旅行に行きリフレッシュするようにしています。また①②を踏まえて好きでやってみたいことであれば続けることも難しくないように思えるようになりました。

前述のように私にとっての「好きなこと・できること・続けられること」のバランスが良かったのが女子医大形成外科でした。

もし形成外科に興味がある方がいたらぜひ一度見学にいらして下さい。きっと私の拙い文章では伝わらないたくさんの魅力を感じていただけるはずです。

東京女子医科大学 形成外科 後期臨床研修医  飯塚  千佳
東京女子医科大学 形成外科 後期臨床研修医  飯塚  千佳
東京女子医科大学 形成外科 後期臨床研修医  飯塚  千佳

※掲載スタッフの役職・仕事内容などは、2023年時の情報です。

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